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かのうみゆ、最終回のあとも続く歌声――LOVE FM「かのう SAY」

公開 2026-06-15 · 更新 2026-10-24 · CROSSWAVE EDITION

かのうみゆ、最終回のあとも続く歌声――LOVE FM「かのう SAY」
日付2026.06.14

初のフォトアルバム『あきらめないで。』、「黒い心臓」と「Re:load」の制作秘話、新たなYouTube企画まで自ら紹介

かのうみゆは、2026年6月14日に放送されたLOVE FMのラジオ番組『かのう SAY(可能の可能性)』の最終回で、番組終了の知らせとともに、最近の音楽活動や新たなプロジェクトについて語った。番組冒頭から予期しなかった最終回の知らせが伝えられ、名残惜しさが残ったが、かのうみゆは「ラジオは終わるけれど、自分の活動は続く」と話し、これからもライブやSNSを通じてファンと会い続けると明かした。

今回の放送では、初のフォトアルバム『あきらめないで。』に収録された「黒い心臓」と「Re:Road」が生まれるまでの経緯、コロナ禍を経て再び曲を書き始めた話、新たに始めたYouTube企画「KanoMiyuTube」、そして今後の福岡での活動予定まで、さまざまな話が続いた。これまでの回がゲストとの対話や公演の舞台裏を中心に構成されていたのに対し、この最終回は、歩んできた音楽活動を振り返り、これからの方向を自ら語る、回顧の色合いがより濃い回となった。

突然告げられた最終回…「私も急に知らされた話だった」

放送は、いつもと変わらないあいさつで始まった。かのうみゆは「今日もこの時間をご一緒してくださり、ありがとうございます」とリスナーを温かく迎え、自身の番組『かのう SAY』をスタートさせた。ところが、オープニングが終わるとすぐに「少し驚くようなお話があります」と、予想外の知らせを切り出した。

彼女は、この日の放送が『かのう SAY』の最終回になることを自ら伝え、自分自身も突然知らされたため、とても驚いたと率直に打ち明けた。比較的落ち着いた口調だったが、思ったより早く番組が幕を下ろすことへの残念な気持ちも伝わってきた。

しかし、かのうみゆはすぐに「ラジオが終わるだけで、私が終わるわけではない」と話し、ファンを安心させた。これからもSNSやライブで会えるので会場へ足を運んでほしいと呼びかけ、むしろ今回の放送で初めて自分を知ったリスナーとも、今後の活動を通じてまた会えたらうれしいと付け加えた。

短い間ではあったが、『かのう SAY』は毎月第2日曜日に、かのうみゆが自分の音楽や近況を直接紹介し、ファンと交流する窓口となってきた。最終回も、名残惜しさより、これからの活動への期待を語る雰囲気で始まった。

福岡から始まったシンガーソングライターの道…「この夏もたびたび訪れたい」

初回から続けてきた自己紹介も、最終回で改めて行われた。かのうみゆは福岡県大牟田市出身で、18歳で上京して本格的な音楽活動を始め、10歳からギターを習い、現在は約50曲のオリジナル曲を持っていると説明した。幼いころから曲を作り続けてきたシンガーソングライターとしての自分を、もう一度リスナーに紹介した形だ。

また、2023年の日韓プロジェクトのオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』への出演をきっかけに韓国での活動が始まり、現在は日本と韓国を行き来しながら、sis(シス)とソロの活動を並行していると話した。特にLOVE FMが福岡の放送局であることに触れ、「この夏も福岡を訪れる機会が多くなりそう」と語った。ラジオで初めて自分を知ったリスナーがいれば、いつかライブ会場で直接会いたいと、地元のファンとの新たな出会いへの期待も伝えた。

初のフォトアルバム『あきらめないで。』…最初の選曲は「黒い心臓」

この日、最初に紹介された曲は、初のフォトアルバム『あきらめないで。』に収録された「黒い心臓」だった。かのうみゆは、このアルバムは現在、音楽配信サービスでも聴けるとして、ぜひ聴いてほしいと呼びかけた。続いて、最初の選曲に「黒い心臓」を選んだ理由も自ら説明した。

彼女は、多くの人がこの曲を恋愛の歌だと思っているが、自分にとっては単なる恋の物語にとどまる作品ではないと話した。タイトルのために「なぜこんな名前をつけたのか」とよく聞かれるものの、実際には、生きる中で感じる悩みや自分の人生、そしてこれから歩む道まで、一緒に込めた曲なのだという。

そのため、メロディーだけを聴くのではなく、歌詞も読みながら聴いてほしいと付け加えた。タイトルから受ける強いイメージとは異なり、曲には、自分の内面を静かに解きほぐした感情が込められているという説明だった。

かのうみゆ · 2026.06.14 現場写真

「コロナ禍を経て5年ぶりに曲を書いた」…「Re:Road」が変えた音楽人生

曲が終わったあとには、「黒い心臓」が生まれるまでの話も続いた。かのうみゆは、10歳から曲を書き続けてきたが、コロナ禍には長い間、新しい曲をほとんど書けなかったと振り返った。当時はいくつもの悩みが重なり、音楽に向かう気持ちも一時止まっていて、自分自身と闘う時間が続いたという。

その時期を経て、初めて完成させた曲が「Re:Road」だった。約5年ぶりに最後まで仕上げた曲で、自分にとっても、再び音楽を始めるきっかけをくれた特別な作品だと説明した。

続いて、「Re:Road」のあとに発表した曲が「黒い心臓」だったと明かし、この2曲を作る中で「結局、自分は曲を書き続けたい人なのだと改めて気づいた」と話した。コロナ禍を経て、普通の日常が少しずつ戻る過程で、自分もまたシンガーソングライターとして生きたいという思いを確かめることができ、その感情が自然と2曲に込められたと説明した。

今回の放送で「黒い心臓」を改めて紹介したことも、そうした意味と無関係ではなかった。最近の活動を振り返る最終回で、最初に自分の音楽について語ったことは、かのうみゆにとって最も大切な中心に、今も「歌」があることを示す場面でもあった。

新たに始まった「KanoMiyuTube」…ファンと一緒に作る旅の企画

番組後半へ移る前には、最近始めた新しいYouTube企画も紹介された。かのうみゆは、以前からYouTubeチャンネルを運営していたものの、登録者が増え続ける一方で、肝心の動画を頻繁に投稿できていないことが、ずっと気になっていたと話した。約2年前から「いつかきちんとコンテンツを作ってみたい」と語っていたが、最近、一緒に取り組むスタッフが集まり、ようやく企画を始められたと説明した。

新たに始めた「KanoMiyuTube」では、隔週金曜日に新しい動画を公開する予定だという。最初の動画には、東京・羽田空港近くの穴守稲荷神社を訪れる様子を収め、今後もさまざまな場所へ自ら足を運び、旅や日常を紹介する計画だと話した。

また、ファンには「次はどこへ行ってほしいか、コメントでおすすめを教えてほしい」と呼びかけた。音楽活動に加え、旅やVlogを通じてもファンと新しい形で交流しようとする、かのうみゆの変化がうかがえる場面だった。

動画 · YOUTUBE

※字幕をご利用ください「かのうみゆーちゅー部」気にならない?【東京・羽田】初めてのお出かけ|かのうみゆーちゅー部【羽田・穴守稲荷神社】

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福岡時代から続く縁…昔からのファンの応援

番組中盤には、リスナーから届いたメッセージを直接紹介する時間があった。かのうみゆは、ラジオやSNSに届いたメッセージを一つずつ読み、自分の活動を長年見守ってくれたファンに感謝の気持ちを伝えた。

最初に紹介されたのは、ニックネームを「カズコ」から「上品カズコ」に変えたというリスナーのメッセージだった。このリスナーは、かのうみゆがまだ上京する前、大牟田から毎月福岡市内へ通って出演していた別の地元ラジオ番組から、ずっと聴いていると自己紹介した。続いて、今の活躍を、親戚の子どもが成長する姿を見るような気持ちで喜んで見守っていると述べ、これからも応援し続けるというメッセージを送った。

かのうみゆも、思いがけない昔からの縁に驚きを隠せなかった。「あのラジオを聴いていたなら、本当に昔から知ってくださっている方」と話し、高校生のころから応援してくれたファンが今も番組を聴いていることが、とてもうれしく、ありがたいと語った。そして、いつかライブ会場で直接会って、あいさつを交わせたらと付け加えた。

この場面は、短いメッセージ紹介以上の意味を残した。福岡で活動していた新人時代から現在まで、かのうみゆを見守ってきたファンが今もそばにいることは、シンガーソングライターとして歩んだ時間が、途切れず続いてきたことを示す場面でもあった。

「続いてほしかったラジオ」…リスナーが伝えた名残惜しさ

続いて紹介されたメッセージには、番組そのものを惜しむ気持ちも込められていた。あるリスナーは「毎月、放送を続けてほしい」と話し、これからも親しい仲間や尊敬する先輩、一緒に活動した歌手たちを招いて、さまざまな話を聞かせてほしいという希望を伝えた。

かのうみゆは笑いながら「今日が最後の放送なので残念」と応じた。『かのう SAY』は幕を下ろすが、いつか別の形でラジオをすることがあれば、また聴きに来てほしいとリスナーに呼びかけた。

実際、番組は6回という比較的短い期間だったが、自分の音楽や日常、韓国での活動、そしてファンのメッセージを自ら紹介する場所となってきた。最終回でも、リスナーは放送が終わるという事実よりも「これからも続いてほしい」という願いを伝え、番組への愛着を示した。

河本準一との思いがけない縁…「TikTok LIVEのコメントから始まった」

今回の放送で最も長く語られたのは、お笑いコンビ・次長課長の河本準一とのエピソードだった。メッセージをきっかけに親しい業界の人の話題になると、かのうみゆは、少し前に番組で共演した河本準一を思い浮かべた。2人の縁は、思いがけないTikTok LIVEから始まったと説明した。

当時、1人でスタジオからTikTok LIVEをしていると、「河本」という名前のアカウントから応援のコメントが届いた。しかし、小さな画面でコメントを読んでいた彼女は、そのアカウントが有名なお笑い芸人の河本準一だとはまったく気づかず、「河本さん、ありがとうございます。初めまして」といった軽いあいさつをして、そのまま進めてしまったと振り返った。

配信後、ファンから「さっきコメントしていたのは、本物の河本準一さんだった」と聞いて初めて状況が分かり、すぐにDMを送り、改めてあいさつとおわびを伝えたという。

「誰かがわざとつないだのかと思った」…数カ月後、同じ番組で再会

興味深いのは、その後のことだった。かのうみゆは、TikTok LIVEの出来事から数カ月後に出演した番組で、司会者が河本準一だと知ったという。当時は「誰かがわざと引き合わせたのではないか」と思うほど偶然が重なったと、笑いながら振り返った。

番組当日、自分からあいさつに行った彼女は、まずTikTok LIVEの話を切り出した。すると河本も「普段からTikTok LIVEをいつも静かに見ていた」と、以前からファンだったことを明かしたという。かのうみゆは「本当に隠れファンのように、いつも見守っていた」と言ってもらい、さらに驚いたと振り返った。その後、2人は番組をきっかけに自然と連絡を取り合うようになり、今もSNSのコメントなどを通じて交流を続けていると説明した。

「有名な方たちの応援が、大きな力になる」

かのうみゆは、河本準一に加え、タレントの北斗晶も自分のファンだと聞いたことがあると紹介した。有名な人たちが自分の活動を陰ながら応援してくれていると聞くたびに、本当にありがたく感じるという。「思った以上に隠れファンが多いと、よく言われる」と話し、これから機会があれば、直接感謝を伝えたいと付け加えた。

笑いを交えたエピソードだったが、デビュー後、少しずつ活動の幅を広げてきたかのうみゆの現在を示す話でもあった。一般のファンだけでなく、同じ業界で活動するタレントたちまで、彼女の音楽や活動を関心を持って見ていることは、現在の立ち位置をうかがわせるものだった。

初めての沖縄…「ハレクラニで新しい景色に出会った」

番組後半には、最近訪れた沖縄の話も続いた。かのうみゆは、ゴールデンウィークのあと、仕事で初めて沖縄を訪れたと明かした。個人旅行ではなく撮影に関わる日程だったが、ずっと行ってみたかった地域だけに、いっそう記憶に残る時間になったという。

特に、沖縄県恩納村のリゾート「ハレクラニ沖縄」を訪れた経験を紹介した。ハワイに本店があるホテルだと聞いていたが、実際に目にした景色は期待以上に美しかったと感嘆した。一方で、リゾートの外へ出ると、思った以上に静かな景色が広がっており、自分が想像していた沖縄とは別の姿を見つけたという。次は那覇も自分で歩いてみたいという希望も伝えた。

沖縄は、忙しい日常の中で少し休むのに良い場所だと感じたと話し、できることなら、これからも仕事をしながら旅もできる日程が、いちばん理想的な形かもしれないと付け加えた。

「ラジオは終わっても、歌は続く」…最後の選曲は「TERMINAL」

番組の締めくくりに、かのうみゆは改めて、初のフォトアルバム『あきらめないで。』と今後の活動を紹介した。この夏も福岡を訪れる予定が多くなりそうだと話し、ラジオだけでなく、直接ライブ会場に来て自分の歌を聴いてほしいとファンに呼びかけた。

続いて、突然の最終回は残念だが、6回の放送の中で、今回はいちばん自然に話すことができたと率直な感想を述べた。少しずつラジオに慣れてきたころに番組が終わるだけに、名残惜しさは残ったが、最後まで一緒に過ごしてくれたリスナーへの感謝も忘れなかった。

最後の選曲として、自身のオリジナル曲「TERMINAL」が紹介された。かのうみゆは、この曲を「日本と韓国を思いながら作った歌」と説明し、番組の最後を飾った。

全体を通して、2026年6月14日に放送されたLOVE FM『かのう SAY』の最終回は、単なる最終回以上の意味を残した。突然の終了の知らせで始まったが、再び曲を書くようになった経緯、新しいYouTube企画、昔からのファンとの縁、そしてこれからの活動予定まで、今の自分を落ち着いて振り返る時間になった。

特に、番組の最後まで「ラジオは終わっても、活動は続く」というメッセージを繰り返した点が印象的だった。番組は幕を下ろしたが、かのうみゆは福岡をはじめとする日本各地と韓国を行き来しながら、新たなステージや音楽を通じて、ファンとの出会いを続けていくと、もう一度約束した。

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