REVIEW · 放送・映像
夏子・MAKOTO.・福田未来「Stay With Me」、過ぎた夜がまた扉をたたく

カラオケ曲番号
「Stay With Me」は今そばにいてほしいという言葉だ。だが松原みきの曲では、一度言って終わる現在にだけ残らない。過ぎた関係を思う心がもう一度呼び戻す。去らないでという文は、時がたっても自分の中に残り得る。
MBN公式字幕版には福田未来、夏子、MAKOTO.の名と2024年6月4日放送の表記が並ぶ。一人のデビュー曲が三人の舞台に置かれた記録だ。原曲へ戻ると、慣れた英語のお願いがどの時間から来るのかを考え直せる。
今いてほしいという昔の言葉
とどまってほしいと言うには、相手が去る可能性がある。題名は一緒にいる安定と離れる不安を共に持つ。短く慣れた文でも関係の場面ができる。
記憶になるとお願いの方向は変わる。当時の相手が今も聞くかはわからない。しかし話した人はその瞬間に戻れる。過去を説明する人へ、現在形の文を再び渡す形式になる。
繰り返すと終わらない瞬間
原曲は三浦徳子作詞、林哲司作曲。過ぎた関係が浮かぶ構造は、曲の反復にも似る。終わった曲が始まれば、知る瞬間をまた通る。結末を知って同じ所へ戻る。
反復は必ず記憶を癒やすとは限らない。同じ瞬間を鮮明に残すこともある。相手が戻らなくても、言葉が戻り関係の跡を保つ。その時間は単に懐かしい雰囲気と言うより、人物に近い説明になる。
デビュー曲から三人の曲へ
Pony Canyonは1979年11月5日発売の松原みきのデビューシングルと記す。今の親しみの後ろに、この曲で初めて紹介された歌手の時間がある。名前を残すことは出発点を記憶する方法だ。
公式映像には未来、natsuco、MAKOTOの名が並ぶ。一人の願いを複数の声が分け持つ構成だ。一人の記憶を異なる声が受け取り、同じ文が単独の声にあるときとは別の表情を得る。
慣れた題名を見直したい。よく見る言葉でも、とどまるお願いには去る影がある。過ぎた夜を今歌う曲。三人の舞台は昔の文を別の時の聞き手へ渡す。
音源・制作情報
MBN · 福田未来・夏子・MAKOTO.「Stay With Me」 ↗ · Pony Canyon · 松原みき「真夜中のドア」 ↗ · 歌ネット · 「真夜中のドア」歌詞・クレジット ↗





