REVIEW · 放送・映像
かのうみゆ・あさ陽あい「愛が止まらない」、ときめきが越える境界

カラオケ曲番号
題名は愛が多いことにも見える。しかし止められない状態は喜びだけではない。行ける範囲を知りながら越えたい心もある。Winkの曲はその不安定な場所に愛という名を置く。
二人は2024年10月1日放送のMBNの舞台で歌った。デュオの曲を二人が再び担う。純粋なときめきだけにせず、「止まらない」が何を押し退けるのかを考えると、違う顔が見える。
ときめきが安心できない理由
障害のない関係から始まる引力ではない。友達の境界と、彼女の存在を知る語り手がいる。好意の確認だけでは終わらず、知っている条件と望みが衝突する。
正誤だけを決めると人物の難しさは消える。歌は行動の模範解答ではなく、感情と判断の速さが違う人を見せられる。否定形の題名はその差を示す。心が先へ行ってから思考が追う状態だ。
愛と名づける瞬間
英語副題は「Turn It Into Love」。日本語と並べると、止まらない状態と、それを愛へ変える動きが一つの名前にある。単語の変更と共に、関係の理解を変えることでもある。
原作はM.Stock、M.Aitken、P.Waterman、日本語詞は及川眠子。二言語の題名は曲の経路を示す。移るとき、旋律だけでなく感情を説明する言葉も選び直す。韓国語の題名で探す今も、その移動は続く。
二人の歌に残る一人
Winkは二人組で、みゆとあいの公式映像も二つの名を並べる。二人が一人の気持ちを担うと、友人の関係を越えようとするためらいは、一つの声だけに収まらない。二人のステージが、歌の一人の葛藤を共に表す形になる。
デュエットの楽しさと詞の不安定さは共存できる。二人を見る喜びと、人物の心が安らかでないことは矛盾しない。明るいイメージの歌手も、複雑な関係を歌える。
何が止まらず、どの境界が揺れるのかを残したい。単なる幸福の宣言から離れるほど、語り手は具体的な人物になる。
音源・制作情報
MBN · かのうみゆ&あさ陽あい「愛が止まらない」 ↗ · Universal / Polystar · Wink「愛が止まらない」 ↗ · 歌ネット · 「愛が止まらない」歌詞・クレジット ↗





