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FEATURE · 아티스트 스토리

かのうみゆ、大牟田一日警察署長——啓発活動とライブ

公開 2018-11-30 · 更新 2026-10-24 · CROSSWAVE EDITION

かのうみゆ、大牟田一日警察署長——啓発活動とライブ

かのうみゆ、大牟田一日警察署長の一日

2018年11月30日、福岡県大牟田市の大牟田警察署で、少し珍しい場面があった。シンガーソングライターかのうみゆが、飲酒運転防止活動の一環で一日警察署長に委嘱された。体験や宣伝を越え、音楽家と地域の結びつきを象徴する一日だった。

始まりは大げさでない。活動を広く知らせようと自ら市役所へ行き、窓口で音楽を説明した。それが地域紙や新聞社などにつながり、記事を見た警察関係者が注目し、提案に至った。

飲酒運転防止活動に立つ音楽家

12月を前に毎年行う活動の一環だった。正式に委嘱状を受け、制服で象徴的な役を担った。本人も、こんな制服を着るとは思わなかったと語る、予想外の経験だった。

式だけでなく、イオンモール大牟田で約30分のライブもあった。当時の新曲「Do It Now」や「Hello Tokyo」など5曲を歌い、客席の希望でアンコールも続いた。本人にも深く残る場面だった。

公共の啓発とライブの自然な結合

特別なのは、音楽が公演だけでなくメッセージを届ける媒介になったことだ。重い飲酒運転防止の主題でも、人が自然にとどまって聴く役を果たした。象徴の署長と音楽家が無理なく同居し、柔らかい空気で進んだ。

それは強く主張するより、自然に共感する瞬間をつくる表現者という姿勢にも重なる。地域に出会うとどう広がるかを示す一例だった。

地域から東京へ、活動の拡張

この前後に福岡から東京へ拠点を移した。大小の催しがほぼ毎日あり、音楽の環境が集まり、多様なつながりを試せる街だ。

移動後は事務所の提案にも柔軟に応え、距離と日程の制約が減って範囲が広がった。単なる上京でなく、音楽の次の段階を選ぶ決定だった。

かのうみゆの活動写真

環境が変えた音楽

制作、特に歌詞も変わった。夢、友情、愛でも個人の感情だけでなく、第三者の視線まで多様に込めたいと語る。

単なる成長談より、風景が変わって自然に生まれた変化だった。街の規模と速さ、出会う人が変わり、物語の深さも広がった。

次の目標、大きな舞台

ここで描く目標はフェスティバルだ。バンドで歌う楽しさを多く経験し、大きな場所で客席と分け合いたくなった。複数の出演者との大舞台は挑戦と動機になる。

大牟田から離れた話でない。地域活動からライブ、さらに大きな舞台を見る中心には、自ら動いて機会をつくる選択があった。

行動がつくる次の場面

委嘱は経歴の一話でも、姿勢を凝縮する。先に動いて話を届け、その結果、違う形の舞台が開いた。

地域との出会い、音楽による啓発、その後の拡張まで、自分の道をつくる方法を静かに示した。舞台外も含めた選択が次をつくる。