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REVIEW · 楽曲・アルバム

イ・スンユン「心に絨毯を敷いて」、画面の外の音楽家へ渡す場所

公開 2025-09-20 · 更新 2026-10-25 · CROSSWAVE EDITION

イ・スンユン「心に絨毯を敷いて」、画面の外の音楽家へ渡す場所
ARTISTイ・スンユンWORK내 마음에 주단을 깔고FORMAT音楽レビュー

カラオケ番号

2026.10.25 確認
TJ Media(韓国)
「シングアゲイン」版 · イ・スンユン
公式楽曲情報 ↗
KY(韓国)
「シングアゲイン」版 · 30号歌手
公式楽曲情報 ↗
DAM
カバー版 · サヌルリム
公式楽曲情報 ↗
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イ・スンユンが『シングアゲイン』で歌った「心に絨毯を敷いて」の手がかりは、本人の曲紹介にある。自分が光を浴びたのは幸運であり、画面の外にも輝く音楽家は多いという話だ。サヌリムの歌を借り、先に場所を用意しておきたいと書いた。題名の絨毯は、愛する人を待つ像から、まだ舞台に来ていない仲間を迎える像へ広がる。

この出発点を置くと、原曲より洗練されたかという評価だけでは足りなくなる。先の音楽家から受けた歌を自分の舞台に置き、さらに別の人へ道を開く関係が生まれるからだ。競演は違いを示す場所だが、そこで語る言葉はほかの音楽家にも入ってきてほしいという招待である。古い歌の歓待が、新しい受け手を得た。

VIDEO · YOUTUBE

30号歌手「내 마음에 주단을 깔고」――「シングアゲイン」ハイライト、JTBC・2021年1月18日放送

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愛の言葉から仲間の場所へ

原曲の題名は、心の中に美しい場所を整え、相手を迎える想像だ。扉を開く前に、心はもう準備している。スンユンの紹介文はその言葉を消さず、別の関係へ重ねる。先輩の歌が自分に道を作ったなら、自分の舞台も誰かの場所になれるのではないか。過去の作品を使うところで終わらないカバーの方向が見える。

場所を渡すという言葉に、自分を完全に空ける聖人のような態度だけがあるわけでもない。彼は別の音楽家が登場すると、自分の個性が特別でなくなるのではともう嫉妬する、という冗談も添えた。歓迎と競争心が隣り合う。競演者の立場を消さないからこそ、招待は具体的になる。自分も評価される人のまま、別の人を呼ぶのだ。

歌う人と、曲を組み直す人

公式クレジットではキム・チャンワンが作詞・作曲、スンユンが編曲として区別される。スンユンは歌だけでなく、ギター、ピアノ、キーボード、ベースなどにも名を連ねる。チョ・ヒウォンがギター、チ・ヨンヒがドラムで参加した。一つの声を中心に覚えるカバーにも、その声の空間を作った仕事がある。

この一覧は、すべての楽器をその場で一人で演奏したという意味ではない。発売音源の制作と目の前の公演は、異なる情報を持つ。クレジットが示すのは、編曲と演奏の双方で解釈を作ったことだ。馴染んだ歌詞に新しい声を重ねるだけでなく、言葉の周囲へも手を入れたカバーとして読める。

サヌリムへ戻る入口になる舞台

原曲を借りたと自ら書く言葉には、先行する音楽に支えられたという認識がある。カバーを新しい歌い手の能力だけを示す物にしない態度だ。この舞台で曲を知った人はサヌリムへ戻れ、原曲を覚える人は歓待の言葉の移動先を見られる。優劣を決めなくても、二つの聴取は互いを広げる。

題名の絨毯には、原曲で待つ人、競演の歌い手、まだ画面の外にいる音楽家の場所が重なる。一曲の愛が別の関係にも語りかけられるという可能性だ。舞台を見直すと残るのは、誰が古い歌に勝ったかより、借りた歌で誰を呼びたかったかという問いである。先に受け取った場所に、次の人の空間を少し広げるカバーだ。

音源・制作情報

JTBC・ショープレイ:シングアゲイン Episode.9 公式紹介 ↗