← CROSSWAVE EDITION

FEATURE · 칼럼

J.Y. Parkのビニールパンツ — 笑いの向こうに残る、ステージでの選択

公開 2026-02-17 · 更新 2026-10-25 · CROSSWAVE EDITION

J.Y. Parkのビニールパンツ — 笑いの向こうに残る、ステージでの選択

J.Y. Park(パク・ジニョン)のビニールパンツは、写真一枚で分かる舞台衣装になった。透明な素材と中の服が見える姿は、歌を聴き直す前から目を引く。ただ、奇抜なファッションの冗談としてだけ覚えると、なぜ着て放送に出たのかという本人の説明が後ろへ退く。衣装と、後年振り返った放送環境を一緒に見ると、物語は少し違って見える。

本人が振り返る放送規制

2012年7月のKBS2「ハッピートゥゲザー3」出演を伝えた東亜ドットコムによれば、本人は当時、染髪やピアス、サングラスなどに規制があったと回想した。大胆な衣装を選んだ理由には反発心を挙げた。リハーサルでは別の服を着て、生放送でビニールの服に替え、その後は出演に制限を受けたとも説明した。その記憶では、衣装は規則とぶつかった舞台の一部だった。

2020年8月19日のtvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」でも話題になった。同日の放送を伝えたスタートゥデイでも、外見や服装への多くの規制を、衣装選びの背景として語っている。時期の違う番組に同じ服が再登場し、写真に笑う時間の隣に、当時何を窮屈に感じたかを聞く時間が置かれた。

歌う身体をどこまで見せられるのか

その回想を聞くと、透明さも別の問いを残す。歌手が放送で着られる服の境界はどこにあったのか。服を着ていても身体が見えるとき、何が問題になるのか。本人の説明ではビニール服は規則への応答だった。美しかったか、今も着たいかとは別の話である。

ポップスの衣装は動く身体と一緒に見える。静止画と、歌い踊る姿は同じ印象ではない。奇妙な写真だけ切り取らず、舞台衣装という性格も思い出したい。後年番組で広げる写真は、当日の舞台とは別の時間にある。衣装を選ぶ緊張と、昔を笑って見られる今の距離が、一つの場面に重なる。

2019年、ファサと再びまとったビニール衣装

衣装は回想だけにとどまらなかった。2019年12月4日、ナゴヤドームのMAMAで、J.Y. Parkとファサは「Don't Leave Me」を共演した。SBSは二人がビニール素材で登場したと報じている。昔の写真を映すだけでなく、後輩と歌う現在の舞台へ、そのイメージを持ち込んだ。

ここでは意味も一人に閉じない。彼を連想させる素材をファサも着て、なじみの曲で二人が出会う。昔の衣装の復活と世代を越えた共演の楽しさが重なる。ビニールは保管物の表面より、再使用できる視覚の言葉になる。歌い直すことと、イメージを着直すことが一つの公演に置かれた。

2012年の回想、2019年の共演、2020年の対話を並べると、一枚の写真に見えない時間が浮かぶ。衣装が本人の説明を呼び、別の歌手と歌う機会にもなる。長く話題なら成功という公式より、具体的な舞台でどう使い直されたかを見るほうが面白い。

冗談の隣に残しておきたい話

古い舞台写真が再び出ると、最初の文脈は短くなりやすい。すぐ本人を示す印となり、説明なしで笑える素材になる。だが笑いが元の試みを否定するとは限らない。同じ衣装について当時の選択を問い直す時間も生まれる。2012年と2020年の発言は、その問いがどう戻ってきたかの記録だ。

ビニールパンツだけで彼の音楽全体は説明できない。一方で、音楽と無関係な珍事とも言い切れない。歌い踊る人が、自分の身体をどんな姿で放送するか選んだからだ。写真にまず笑ってもいい。その後、リハーサルの服を替えて生放送へ向かったという回想も思い出したい。おなじみのイメージの奥に、当時舞台にいた歌手の声が残っている。